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翔泳社さん主催の「デブサミ2005」(Developers Summit 2005→デブサミのHPへ)に参加させていただきました。私の担当は2日目(2005年2月4日)の朝10時からでしたが、せっかくなのでちょっと変わったセッションにしようと思い、『オブジェクト脳のつくり方』(→Amazonへ) を書いた牛尾剛さんとディベート型のセッションを行いました。このセッションは、次のようなテーマに対して、牛尾さんと私の意見を相互に述べた上で、お互いに面白おかしくツッコミ合うという趣向です。
牛尾さんが関西に在住されていることもあって、まともな打ち合わせは1回しかできませんでしたが、全体の話の展開と、いくつかボケとツッコミのネタは事前に仕込んでおきました。あとはその場の雰囲気で適当にアドリブで行きましょうということで本番に臨みました。
セッション自体はほぼ想定通りの出来だったと思っていますが、「笑いを取る」ために仕込んだネタの多くは残念ながら空振りでした。そもそもデブサミの来場者の方々も漫才を聞くことは期待していなかったのだとは思いますが、私としては売れないお笑い芸人の気持ちが少しだけわかった気がしました..
実は、牛尾さんと公開ディベートをするこの企画は、『オブジェクト指向でなぜつくるのか』を執筆していた当時から考えていました。
私の書いた本では、オブジェクト指向の魔法のようなイメージを払拭するために、徹底的に理屈で説明することにこだわりました。しかし一方で、オブジェクト指向技術には、理屈だけでうまく説明できない「感覚の部分」があることも意識していました。牛尾さんの本は、私とは全く異なるアプローチでオブジェクト指向技術を説明していますが、この「感覚の部分」をうまくとらえていました。このため、牛尾さんと私の説明を両方提示することで、オブジェクト指向という技術の全体像をきちんと説明できるのではないかと思ったわけです。
クラス、継承、ポリモーフィズムといったオブジェクト指向プログラミングの仕組みを身につけるには、本を読むよりも、実際にプログラミングをするのが一番でしょう。私も最初に勉強したときは、実際に手を動かして身につけました。思えばあの時、私にもオブジェクト脳が芽生えたのかもしれません(笑)。
2004年12月9日に、再び「オブジェクト倶楽部クリスマスイベント2004」に参加させていただきました。今回は普通の講演ではなく、要求定義段階で行うモデリングセッションのライブです。
モデリングセッション自体はいつも仕事でやっているので特別緊張はしませんでしたが、時間が短かったこともあり、モデルの完成度が低い状態で終わってしまったのがちょっと残念でした。
(上記のURLから、当日の講演資料やホワイトボードに書き殴ったモデルをご覧いただけます。)
2004年7月9日に「オブジェクト倶楽部納涼祭2004」で講演させていただきました。
自分で書いた本の内容について講演するという経験は初めてだったため、本に書いた内容に沿うべきか、本に書いてない内容を中心に話すべきかについて少々悩みました。結局、講演に参加される方が本を読んでいるとは限らないことから、本の内容に沿って喋ることにしました。
当日の様子はオブジェクト倶楽部のレポートやアットマークITの記事をご覧ください。
また当日の講演資料はこちらからダウンロードできます。
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